季節のレシピ
【2005年】
【6月】
三之助の“ふわふわ”
【12月】
こんこんと冬野菜
【5月】
爽やか"青ふわ"
【11月】
ゆりねがんも
【4月】
春味豆腐弁当
【10月】
大判揚げ
【3月】
桃の節句 豆腐で作る和風甘味
【9月】
たまねぎがんも
【2月】
素材の風味を味わう! おとうふ料理
【8月】
ひんやり たまゆら
【1月】
無病息災を願う初春おとうふ料理
【7月】
三之助の“和ら絹”


【2005年12月のレシピ】 こんこんと冬野菜


こんこんのロールキャベツ12月、「師走」(しわす)。師走とは、十二月は僧(師)を迎えて経を読ませるため、「師が走る」ことから「師走」となったとされています。

12月は一年の最終月。一年の締めくくりの月に加え、翌月の新年を迎える準備も急がれ、何かと忙しい月ですね。季節は冬の真っ只中、寒さも本格的に強まり、冷えた身体に温かい食べ物がとてもありがたく、身に沁み入ります。

三之助のこんこんは、胡麻、胡桃、椎茸、玉葱、人参、昆布などの具が細かく刻まれた豆腐と山芋のs生地を油揚げの袋に詰めこんで表面をこんがり焼いたもの。別名ベジタリアンのお肉とも呼ばれ、このままでも充分美味しくいただけるおとうふ惣菜です。

今月は、三之助の“こんこん”と季節の冬野菜を使い、身体の芯から温まるおとうふ料理をご紹介します。

こんこんと冬野菜の豆乳シチュウ使用する季節の露地野菜、「キャベツ」「人参」「ブロッコリー」「かぶ」などは、正に今が旬の採れたて野菜たち。真昼の穏やかな陽の光と朝晩の強い寒さが養分を中へ中へと封じ込め、糖度が増して旨味のある柔らかな野菜を育てます。そんな野菜とこんこんの取り合わせで、ほかほかのお料理を作りましょう。

一つ目は“こんこんのロールキャベツ”。季節の甘い露地キャベツでこんこんを巻き、野菜のスープでコトコト煮たさっぱりスープです。外の冷たい風に冷えた身体をほかほかに温めてくれる一品です。

二つ目は“こんこんと冬野菜の豆乳シチュー”です。昆布ときのこのお出汁を使った和風仕立ての豆乳シチューです。冬の露地野菜や豆乳から優しい甘味が引き出され、こんこんをふんわりと包み込みます。パンにもご飯にも合う新しい味わいの“和風仕立てのシチュー”をお楽しみ下さい。

 

こんこんのロールキャベツ
こんこんと冬野菜の豆乳シチュウ
薬味考・・・・・・かぐら南蛮
季節のレシピ保存版

【2005年11月のレシピ】 ゆりねがんも


ゆりねがんもの含め煮11月、「霜月」(しもつき)。霜月とは、その名の通り、霜の降りる月という意味です。また、新嘗祭(収穫祭)で今年収穫された作物を皆で食すという意から食物月(おしものつき)という説もあるようです。その他、「雪待ち月」という呼び方もあり、季節は本格的な冬に入り始めます。

霜月に入ると、初霜や初氷、高地や北国では初雪が降った・・・という便りも届きます。畑の野菜達は、寒さと霜にあたることで養分を内部に閉じ込めはじめ、ますます甘みがまわり、美味しさが増してゆきます。

今月は、北海道の百合根をたっぷり使った三之助の冬の名物、“ゆりねがんも”を使った、身体も心も温まる、「含め煮」と「つけ焼き」をご紹介しましょう。

三之助のゆりねがんもの百合根は、北海道帯広市のベテラン百合根生産者、山西さんに契約栽培をして作っていただき、既に長いお付き合いの年月を重ねています。三之助では、毎年11月になると、「今年の百合根の季節になったね。今年の味はどんな味?」と皆心待ちにし、季節の風物詩のひとつになっています。

ゆりねがんものつけ焼き一つ目は“ゆりねがんもの含め煮”。季節の青菜と合わせて、昆布のさっぱりしたお出しでゆっくり煮含めます。冷えた身体を優しく温める一品です。

二つ目は“ゆりねがんものつけ焼き”です。季節の野菜、旬のきのこや根菜類が出揃いました。ゆりねがんもに蓮根、大根、人参、きのこを添えて醤油で香ばしくつけ焼きに仕上げ、柚かまに持った大根おろしを添えます。

季節の味覚をめでてのおもてなしです。料理はシンプルですが、色鮮やかな落ち葉の庭を散歩するようなゆったりと充実する想いを目でも味わっていただけるような風情もお伝えできるように工夫しながら盛り込みたいものです。


ゆりねがんもの含め煮
ゆりねがんものつけ焼き
薬味考・・・・・・穂じそ
季節のレシピ保存版

【2005年10月のレシピ】 大判揚げ


和ら絹のごまダレ10月、「神無月」(かみなづき)。神無月とは、諸国の神が出雲の国へ出かけ、留守になる・・・「神無き月」という意味があります。

朝霧が一段と冷たく、秋もますます深まり、落ち着いた季節となりました。

10月は三之助の“大判焼き”のご紹介です。秋は行楽のシーズン。手作りのお弁当を持ち、外でごちそうをいただく味もまた格別なもの。美味しい空気と自然の景色を眺めながら、愛情一杯の手作りお弁当に舌鼓を打つ。食の豊かさを味わえるひとときですね。食事の時間は、ゆったりした時間をとって、お料理のひとつひとつをじっくりと味わっていただきたいですね。

 

今月はお揚げの大判、「大判揚げ」を使い、お弁当に使える簡単な「揚げ巻き焼き」の数品をご紹介します。

和ら絹の和風盛り合わせ三之助の揚げ物は、伝統の圧搾法採油した国産菜種油を使用しています。三之助の“揚げもの”が美味しい訳はこの菜種油と、生地になる厳選された大豆との調和にあるといってよいでしょう。通常は、油抜きをして調理することが多い「油揚げ」ですが、最高級の圧搾菜種油で揚げてある三之助の“油揚げ”、“大判上げ”は、油抜きは不要です。そのまま炙ったり、そのまま煮ても油が香ばしく、美味しいという訳がここにあるのです。

一つ目は“大判揚げのきのこ巻き”。お醤油の味が香ばしく、お弁当のおかずには勿論、お酒の肴にも使える簡単レシピです。

二つ目は“大判揚げの玄米巻き”です。季節の野菜、人参と牛蒡を芯に巻いたちょっと変わった焼きいなりです。

二品ともに、オーブントースターかオーブンで焼き、加熱して仕上げます。油揚げを“焼く”ことで、表面がパリッとして仕上がりの形状を良くし、また火を通すことで殺菌にもなるので、正にお弁当向きの料理法だといえましょう。


大判揚げのきのこ巻き
大判揚げの玄米巻き
薬味考・・・・・・秋茗荷の香り
季節のレシピ保存版

【2005年9月のレシピ】 たまねぎがんも


和ら絹の和風盛り合わせ
和ら絹のごまダレ

9月、「長月」(ながつき)。長月は“長雨の季節”という意から「長雨月」を略したという説もあるようですが、“夜長月”という意から長月と呼ばれたという説が一般的のようです。新暦に変わってからも8月を“葉月”と呼んでいるという説があります。

穀物が実り始め、後半には秋分を向かえ、季節の変わり目に入ります。

9月は三之助の新商品“たまねぎがんも”のご紹介です。“がんも”とは本来豆腐の生地にひじきなどの海藻や季節の野菜を刻んで入れた、云わば豆腐生地のコロッケのようなもの。語源は、“雁もどき”、つまり“鴨肉もどき”。鴨肉に匹敵するようなボリューム感のある豆腐料理なのです。

新商品の三之助のたまねぎがんもは、生地の中に柔らかい玉葱がふんだんに入っていて、玉葱本来の甘みが揚げ油の菜種風味と相まって、そのままいただける香ばしい新食感のがんもです。

何もせずにそのまままるごといただいてもよし、切ってオードブルにしてもよし、さっと炙って生姜醤油でおつまみ風もよし、お肉のような扱いにしてもよし、いろいろ工夫が楽しい食材です。

一つ目は“たまねぎがんも”には何も手を加えず、蒸し野菜とディップソースを添えたオードブル風の盛り合わせ料理です。普段使いのお惣菜として、また、おもてなしのパーティー料理としてもお使いいただけます。

二つ目は“たまねぎがんも”を具に利用した“豆乳グラタン”です。ホワイトソースを豆乳で仕立て、味噌を加えて和風テイストに仕上げました。玉葱の甘みが冴えるちょっとお洒落な和風グラタンが出来ました。たまねぎがんもの幅広いご活用をどうぞお試しください。


たまねぎがんもと蒸し野菜の豆腐ディップ添え
たまねぎがんものグラタン
薬味考・・・・・・蒟蒻
季節のレシピ保存版

【2005年8月のレシピ】 ひんやり たまゆら


和ら絹の和風盛り合わせ
和ら絹のごまダレ

8月、「葉月」(はづき)。葉月は旧暦でいう時期の“葉の落ちる月”という意から葉月と呼ばれ、新暦に変わってからも8月を“葉月”と呼んでいるという説があります。また初めて雁が飛来するので「初来月」(はつきづき)から“葉月”、稲穂が張る月という意で“葉月”など諸説あるようです。

季節は真夏。暑い日が続きます。

8月は、ひんやりした“お豆腐”が最高に美味しい季節です。何も無くてもしっかり冷やしたお豆腐と季節の薬味があれば、火照った身体がすーっと落ち着き、身体の鋭気を再び甦らせてくれます。

今月は“豆乳入り寄せ豆腐”「たまゆら」を使っておもてなしにも使える、手作りお八つ、簡単甘味をご紹介します。もちろんお八つのお豆腐もしっかり冷やしてお出しして下さい。暑い日は、お豆腐の“冷たさ”が何よりのご馳走になりますね。

一つ目は“たまゆら冷菓”「凍りぎゅうひ」です。白玉粉でぎゅうひを作る際に、水の替わりに「たまゆら」を使います。これを冷凍したものを半解凍で供します。ふんわりもっちりの食感が何とも言えません。夏の暑い日にはちょっと洒落たお八つになります。

二つ目は“たまゆらとタピオカの黒蜜”です。これは、簡単すぎるくらいに簡単!夏休みのお子様達と一緒に作るのもいいでしょう。冷たい“たまゆら”の味わいが最高です。どちらも冷たくすることと、器や敷物などで涼味を演出してお楽しみください。


たまゆら冷菓「凍りぎゅうひ」
たまゆらとタピオカの黒蜜
薬味考・・・・・・胡桃
季節のレシピ保存版

【2005年7月のレシピ】 三之助の“和ら絹”


和ら絹の和風盛り合わせ
和ら絹のごまダレ

七月、「文月」(ふみづき)。文月の由来は、七夕の織姫に文を供えるから・・・という説と、稲穂がふくらむ季節なので、「ふくみ月」から「ふみづき」と呼んだという説があります。

日本で七夕行事は、棚機(たなばた)つまり、機を織る女という意味で、棚機と織姫の言い伝えが一致することから、七月七日を「七夕」(たなばた)と呼び、室町時代には貴族の行事として、梶の葉に歌を書いたりしました。竹を立てて文を書いたのは、江戸時代に幕府が年中行事と定めてからで、寺子屋や手習いの師匠を通じて庶民に広まっていきました。

うっとうしい梅雨が明けて、季節は本格的な夏に入ります。食材は「枝豆」や「オクラ」、「新生姜」や「新玉葱」、「うり」や「トマト」が出回ります。

今月は、滑らかであまみが詰まった三之助の絹豆腐「和ら絹」を使った夏向きお豆腐料理をご紹介いたします。

一つ目は「“和ら絹”の和風盛り合わせ」。フルフルと軟らかい「和ら絹」と旬の夏野菜を枝豆と西京味噌のソースで絡めていただきます。お豆腐のまったり感と新玉葱と枝豆ソースの相性が絶妙な一皿です。

二つ目は、「“和ら絹”のごまダレ」です。簡単で美味しく、青しそ風味の練りごまを使った「ごまダレ」がクリ−ミーな“和ら絹”にぴったりです。簡単でシンプルな料理だけに、素材や扱いには気を使いたいもの。

二品とも、他の夏野菜に変えたり、また添えたりとアレンジも可能なお料理です。具材やタレを冷蔵庫でよく冷やすことはもちろん、器も予め冷蔵庫で冷やしておくと美味しさが倍増しますよ。


和ら絹の和風盛り合わせ
和ら絹のごまダレ
薬味考・・・・・・菜種
季節のレシピ保存版

【2005年6月のレシピ】 三之助の“ふわふわ”


“ふわふわ”のサラダ 胡桃ソース とうふ柳川

六月、「水無月」(みなづき)。水無月の由来は、六月に田圃に水を引くことから「水の月」、「水無月」の「無」(な)は、「の」と言う意味で、「水の月」「みなづき」となったとされています。

季節は初夏。うっとうしい梅雨の合間に、夏の太陽が顔を出し始めたり、そうかと思うと梅雨寒(つゆざむ)で初春に引き戻したり、夏に移りゆく季節の変わり目です。食材は、「梅」「らっきょう」「新ごぼう」「ししとう」など、初夏の香り漂うものが店頭に並び始めます。蒸し暑い日には、さっぱりした口あたりのよいものが好まれます。また、肌寒い日には身体を温めるものがよいでしょう。

“ふわふわ”のうずみ今月は、口あたりのやさしい三之助の寄せ豆腐、“ふわふわ”を使ったお豆腐料理をご紹介いたします。

一つ目は「“ふわふわ”のうずみ」。豆腐百珍からヒントを得た“お豆腐珍味”です。おとうふの中に隠れた、板わかめと胡桃の醤油漬けには、何とも言えぬ旨味があり、その旨味が“ふわふわ”の優しさを対照的に強調してくれます。

二つ目は、「“ふわふわ”のサラダ」(胡桃ソース)です。この時期の旬の野菜の細切りに“ふわふわ”をあわせ、濃厚な胡桃と胡麻のソースをかけていただくサラダです。

三つ目は、ちょっと肌寒い日にぴったりなお惣菜。「“ふわふわ”のとうふ柳川」です。新ごぼうを柳 川風にサッと煮て、仕上げに“ふわふわ”を卵とじの様にのせて温める・・・ちょっと粋な江戸風のお惣菜のご紹介です。

気候や体調に合わせて調理の仕方を工夫することは、食を共にする相手への愛情です。今月も三之助のお豆腐料理を美味しく、お楽しみ下さい。


“ふわふわ”のうずみ
“ふわふわ”のサラダ 胡桃ソース
とうふ柳川
薬味考・・・・・・新わかめ
季節のレシピ保存版

【2005年5月のレシピ】 爽やか"青ふわ"


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五月、「皐月」(さつき)。皐月とは早苗を植える月という意味で「さなえつき」、その略で「さつき」となったとされています。  あちらこちらでは、田植えの準備がはじまりました。田んぼには水が引き込まれ、夜になると田野のかえるが一斉に鳴き始めます。そんな陽気に満ちたりた、安定した気持ちの良い季節になりました。

五月の旬の味は若草の味。木の芽風味の筍や海藻の若布、山菜や葉ものもみなきゅっと引き締まった未成熟の若々しい味や香りを楽しみます。口からだけでなく、鼻から入ってくる香りや手で触れる触感、つまり五感で季節を丸ごと味わいつくします。

今月は青豆で作った寄せ豆腐"奥州青豆ふわふわ"を使った爽やかなお豆腐料理をご紹介いたします。

一つ目は"青ふわ"の和風スープ。青豆のほんのりとした甘味と香りが薬味の細葱が引き立てます。その日のお天気に合わせ、温製にしたり冷製にしたりと使い分けて下さい。青豆の美味しさをご堪能いただけるかと思います。

二つ目は、"青ふわ"の和風サラダです。この時期の旬の食材をたっぷりと使い、季節を和風テイストでお楽み下さい。新若布に根三つ葉、若筍、長いもに木の芽と三つ葉を添え、柑橘果汁と醤油でいただく、さっぱり味の"青ふわ"の和風サラダのご紹介です。


"青ふわ"スープ
"青ふわ"の和風サラダ
薬味考・・・・・・根三つ葉
季節のレシピ保存版

【2005年4月のレシピ】 春味豆腐弁当

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四月、「卯月」(うづき)。卯月とは旧暦のその時期に卯の花が盛りになることから名付けられました。卯の花とは「ユキノシタ科のウツギ(空木)」を指します。野山などでちょうどこの頃に、白い花を沢山つけた空木を見かけることがよくあります。また稲種を植える月なので、「植月」(うづき)という説もあるようです。

季節は暖かい春の真っ只中です。

野原にはとう立ちしたアブラナ科の菜の花たちが一面 に黄色の海を彩ります。水色の明るい空にはひばりが囀り、春を謳歌しています。自然も動物も、そして人々も命の再活動に気持ちが浮き足立ってくる季節です。

さあ、今が旬の春の食材で美味しいおもてなし料理を作りませんか。それともお弁当にしてお花見に出かけましょうか。

今月はおもてなしやお弁当にとっておきのお豆腐料理をご紹介いたします。

一つ目は"豆腐"と"がんも"を香り豊かな山菜やきのこと合せ、ふきのとう味噌で風味を付けた「春風味奉書焼き」です。有名な島根県の「鱸(すずき)の奉書焼き」をアレンジしたお料理で、ふきのとう味噌で風味付けした春の食材を奉書で包み焼きにしたお料理です。中の具を季節の食材やお好みに合わせて変化させれば何通 りも楽しめ、おもてなし料理にも使えるちょっとお洒落な一品です。

二つ目は、春の風味たっぷりの「菜の花ごはんの巾着包み」です。

春の風味を満喫できる菜の花入りの油揚げ詰めのご飯です。できた巾着を竹の皮や布にさっと包み、近くの野山へ春の散策に出かけましょう。 春の陽を浴び、春の景色を愛でながら美味しいお弁当をひらく・・・そんな楽しいひと時を過ごしてみませんか。


春風味奉書焼き
菜の花ご飯の巾着包み
薬味考・・・・・・昆布
季節のレシピ保存版

【2005年3月のレシピ】 桃の節句 豆腐で作る和風甘味

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三月、弥生(やよい)。弥生とは、春の暖かい陽気に恵まれ、草木が弥生「いやおい茂る月」・・との意です。土が緩み始め、全ての命が動き始めます。いよいよ待ちに待った春の到来です。

ひな祭りは、それまでは貴族という特殊階級の行事でしたが、江戸の頃から季節が暖かくなる三月、これから忙しくなる農作業などに備え豊穣を祈り、邪気を払う為の庶民の節句として根付いていきました。雛人形を作って神に捧げ、桃花餅を食し、酒を飲んで邪気を祓ったのです。

今月は桃の節句に因んで、お豆腐でつくる和風甘味二種をご紹介します。

一つ目は三之助の黒豆とうふ「丹波豆腐」で作る「丹波黒豆とうふの和風黒蜜」です。三之助の"黒豆とうふ"に茹でた「黒豆」を添えて、「黒豆きな粉」と「黒蜜」でいただく絶品の"和風甘味"です。ほんのりとした黒豆のお味を存分にお楽しみ下さい。

二つ目は、お馴染みお豆腐で作る白玉餅に六種類の味を付け、パーティーなどで使えるようバリエーションを付けてみました。名付けて「六味 とうふ白玉餅」のご紹介です。小豆あん、きな粉、胡麻蜜、おろし、葱味噌、岩海苔しょうゆの六種の餅を盛った豪華おもてなし白玉餅です。ひな祭りのお茶菓子として、お客様のおもてなしデザートとしてご活用下さい。


丹波黒豆とうふの和風黒蜜
六味 とうふ白玉 餅
薬味考・・・・・・黒糖
季節のレシピ保存版

【2005年2月のレシピ】 素材の風味を味わう! おとうふ料理

IMAGE今月は二月、如月(きさらぎ)。如月とは、寒さもいよいよ厳しくなり、着ているものの上に更に衣服を着る・・との意です。暦の上では立春に入り、春が待ち遠しい時期ですが、まだまだ寒い日々が続きます。こんな時にこそ身体を優しく温める手作りの"おとうふ献立"はいかがでしょう。

今月はお豆腐の風味をじっくり味わえる、寒い季節にこそ食べたいほっかほかの「お豆腐入土鍋ごはん」と旬の野菜をふんだんに使ったビタミンたっぷりの簡単野菜料理、「三之助揚げと冬野菜のナムル」をご紹介します。

「お豆腐入土鍋ごはん」は土鍋でごはんを炊きますが、具には青大豆とごま油で炒めた野菜、豆腐が入ります。お豆腐の甘味がより一層柔らかな味わいに全体をまとめ、優しいその食感と共にマイルド味わいの炊き込みごはんが出来上がります。

IMAGE付け合せには、三之助揚げと「小松菜」「長ねぎ」「春菊」、冬野菜のナムルも用意しましょう。今が旬の露地野菜にはビタミンAやCがたっぷり含まれ、風邪予防や体調の調整をしてくれます。寒さにあたった野菜たちは自然の甘味を蓄えて美味しさの絶頂期に入っています。こんがり焼いた香ばしい三之助揚げとそれぞれの野菜を合わせて塩と胡麻油少々だけのシンプルな味付けで、簡単ナムルを作りましょう。手作りの甘いおとうふと冬野菜をたっぷり召し上がれ。


お豆腐入土鍋ごはん
三之助揚げと冬野菜のナムル
薬味考・・・・・・味噌に思う
季節のレシピ保存版

【2005年1月のレシピ】 無病息災を願う初春おとうふ料理

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新しい年の幕開けです。今年も無病息災の願いを込めて、美味しく、身体に優しいお豆腐料理の数々をご紹介して参ります。
さて、今月は一年の始まり、一月、睦月(むつき)。

初春の行事として一月七日に七草粥を炊いて一年の身病息災、今年の豊穣を願う行事は、今ではお正月のご馳走の食べ過ぎたお腹を休ませる為の薬膳粥としての位置付けの方が意味深いのかもしれません。<

今月は、古来の日本の食文化にヒントを得て、七草粥風にいただくシンプルな「奥州青豆ふわふわの七草椀」と身体を芯から温め浄化してくれる、「豆腐と里芋のきび粥」をご紹介します。青豆、大豆、冬の青菜、じっくり育った里芋や雑穀など、本来、ひとつひとつの素材が持つ甘味、その甘味が冬の気温とともに蓄積、凝縮され、この季節ならではの自然のコク、旨味が存分に味わえます。どちらも身体の芯からじわじわと温めてくれる、ほっとするお料理です。


奥州青豆ふわふわの七草椀
豆腐と里芋入りきび粥
薬味考・・・・・・本葛
季節のレシピ保存版