季節のレシピ
【2006年】
【6月】
絹揚げ豆腐
【12月】
三之助特選
【5月】
青豆豆腐
【11月】
おから
【4月】
三之助豆腐のそぼろ
【10月】
京生揚げ
【3月】
きざみ
【9月】
こんこん
【2月】
大豆
【8月】
只管豆腐
【1月】
丹波黒豆とうふ
【7月】
和ら絹


【2006年12月のレシピ】 三之助特選


みぞれ葛の湯どうふ「師走」(しわす)、十二月。「師走」の由来は、十二月は、一年の締めくくりに「僧」(師)を迎え、お経を上げてもらうため、「師が忙しく走る。」ということから「師走」となったようです。また一年が「成し終わる」から、「しわす」とついたという説もあるようです。

季節は本格的な冬に入りました。今年は、暖冬傾向とのことで、この地域特有の季節風、冷たい風が吹く日数が例年より少ないように思われます。異常気象という言葉も毎年聞かれるようになり、少し心配なこの頃です。

さて、今月は三之助特選を使ってほっこり温まる葛のお鍋「みぞれ葛の湯豆腐」と12月というホームパーティーやおもてなしの機会が多くなる時期に使える簡単スィーツ、「さつま芋ティラミス」をご紹介します。

さつま芋ティラミス 一品目の「みぞれ葛の湯豆腐」は季節の大根おろしと大根の葉を、葛を加えた昆布出汁に加え、ポン酢でいただくというさっぱり味の身体を温める湯豆腐です。葉ものを小松菜やほうれん草などお好みのものに替えても美味しく召し上がれます。

二品目の「さつま芋ティラミス」は、ココアパウダーをまぶしたさつま芋、淡い塩味を付けたお豆腐クリーム、これをはちみつだけで味付けするシンプルの極みのようなスィーツです。それぞれはシンプルな味なのに、お口の中で一緒になるとティラミスになってしまう、簡単なのに美味しい目からウロコのお洒落なデザートです。ぜひお試しを!


みぞれ葛の湯どうふ
さつま芋ティラミス
季節のレシピ保存版

【2006年11月のレシピ】 おから


炒りおから「霜月」(しもつき)、十一月。「霜月」の由来は、霜がしきりに降る月「霜降り月」という意から「霜月」とされたようです。ちなみに「冬」(ふゆ)は寒さに「振るう」(ふるう)、また「冷ゆ」(ひゆ)からの意とされ、「冬」の象形文字は結び目を表し、季節の終わりを意味するといわれています。

季節は冬に入りました。ここ、もぎ豆腐店本社工場がある本庄では、季節特有の冷たい風が吹く季節となりました。赤城山のふもとに位置するこの辺りの地域は赤城颪(おろし)といわれる冷たい季節風によって、畑で栽培される露地の野菜達は過酷な厳しさにさらされます。野菜達は厳しい寒さに当たり体内へ養分を溜め込むことで糖度が上がり、その結果、柔らかくて甘くて美味しい野菜(深谷葱・ブロッコリー・春菊・大根・ほうれん草・小松菜等)になるのだといわれています。

おから豆乳チーズケーキ今月は、そんな季節の冬野菜と三之助の「おから」を使って「おからクッキング」を楽しみたいと思います。三之助の「おから」は、こだわりの大豆から作られています。豆腐作りのために豆乳を絞った後でも大豆の甘味やほんのりした風味が感じられます。

今回の一品目は、日本の代表的なお惣菜、「炒りおから」です。冬野菜たっぷりの素朴なお惣菜をぜひお試し下さい。二品目は、ヘルシースィーツレシピ「おからチーズケーキ」のご紹介です。ヘルシーでシンプル、お腹に軽く優しい味わいのチーズケーキもお試し下さい。


炒りおから
おから豆乳チーズケーキ
季節のレシピ保存版

【2006年10月のレシピ】 京生揚げ


京生あげの葱味噌三種「神無月」(かみなづき)、十月。「神無月」の由来は、この月は神を祭る月で「神無月」の「無」は「の」を表し、諸神が出雲の国に行き、諸国の神々が留守になることから神無き(なき)月とされたという説があり、出雲の国ではこの月を「神在月」(かみありつき)と呼んだといいます。他説では雷が鳴らなくなるので「雷無し月」が転じて「神無月」になったとする説と、新穀で酒を醸すつきなので「醸成月」(かみなしづき)が転じて「神無月」になったという説もあるといいます。

本格的な秋に入りました。今月は、三之助の「京生あげ」を使って秋の食材とともに生あげの味わいを楽しみたいと思います。三之助の「京生あげ」は、水切りした豆腐生地を圧搾菜種油で揚げたおとうふの加工品です。“生あげ”“厚揚げ”類は、これを水切りした豆腐と見立てて応用すれば、いろいろな煮物や炒め物に使えます。またそのままで鍋物や焼き物に。オーブントースターなどで下加熱したものを和え物に、といくらでも応用の幅が広がります。

京生あげと季節野菜の黒酢炒め今月はそんな中で、三之助がおすすめする、一品目のシンプルレシピ「京生あげの葱味噌三種」と二品目のヘルシーレシピ「京生あげと季節の野菜の黒酢炒め」をご紹介したいと思います。たっぷり作って大皿に盛れば、おもてなしにもお使いいただけます。


京生あげの葱味噌三種
京生あげと季節野菜の黒酢炒め
季節のレシピ保存版

【2006年9月のレシピ】 こんこん


こんこんの葛あんかけ
こんこんのとろろ焼

「長月」(ながつき)、九月。「長月」の由来は、だんだん夜が長くなる月「夜長月」(よながつき)、又長雨が多い月だったので「長雨月」(ながめつき)、稲を刈る月なので「稲刈り月」(いながりつき)、穂が熟すので「穂長月」(ほながつき)など諸説ありますが、夜が長い「夜長月」説がもっとも有力とされているようです。

秋の夜長、ゆったりと充実した時間を持ちたいものですね。

今月は、三之助の「こんこん」にスポットを当て、旬の素材とともに滋養ある美味しいいただき方をご紹介したいと思います。

三之助の「こんこん」は、別名“こぎつね色したベジタリアンのお肉”といわれ、袋状の油揚げの中にごま、くるみ、しめじ、しいたけ、やまいも、にんじん、たまねぎ、こんぶが練りこまれたお豆腐の生地が詰められ、鉄板でこんがり焼き目をつけたボリュームのあるお惣菜です。そのままオーブントースター等で温め、醤油を添えれば、直ぐに召し上がれるといういわば完成された商品とも言えるでしょう。

今月はこの“こんこん”を使って、秋の夜長に気の置けない友人と共に、ゆったりとした食事を楽しむ・・そんな場面を想定し、ひと工夫加えたちょっとお洒落な“和風おもてなし料理”を作ってみたいと思います。

一品目は「こんこんの葛あんかけ」。季節の青菜と大根おろしを添え、葛あんを溶いた薄口の出汁をかけていただきます。

二品目は「こんこん」のやまいも焼。こんこんに大和芋のすりおろしをかけ、オーブンで表面をこんがり焼いた和風グラタン風の焼き物です。季節のきのこや野菜も添えてお楽しみ下さい。


こんこんの葛あんかけ
こんこんのとろろ焼
季節のレシピ保存版

【2006年8月のレシピ】 只管豆腐


只管豆腐のオクラとろろ
只管豆腐の抹茶仕立て

葉月、八月。「葉月」の由来は、稲が張る「いねはりづき」、又は、葉の落ちる月で「はづき」、また始めて雁が飛来する月の意で「初来月(はつきづき)」などの説があるようです。

まだまだ残暑が残りますが、暦の上では立秋、秋に入る月です。ひぐらしが泣き始めると、昼はまだ夏の様子を呈していますが、朝夕にはほんの少しですが、秋の気配が漂い始めます。

今月は、「只管豆腐」(ひたすらどうふ)にスポットを当て、夏の食材を合わせての美味しいいただき方をご紹介したいと思います。

三之助の「只管豆腐」は、完成されたお豆腐だと思います。本物の美味しいお豆腐は、そのままいただくのが一番、一口目は、何もつけずに、まずそのままお召し上がり下さい。そして次に自然塩や本醸造醤油、お互いを引き立て合えるシンプルな調味料を添えてどうぞ。最後に季節の薬味や野菜などを添えて「只管豆腐」とともに季節感をお味わい下さい。

今月は、季節の食材を添えた、冷奴の第二段、「只管豆腐のオクラとろろ」、「只管豆腐の抹茶仕立て」を味わいたいと思います。


只管豆腐のオクラとろろ
只管豆腐の抹茶仕立て
季節のレシピ保存版

【2006年7月のレシピ】 和ら絹


変わり冷奴三種盛り
和ら絹のふんわりクリーム

文月、七月。「文月」の由来は、七夕の織姫に文(ふみ)を供えるという意味と田植えを終え稲穂が膨らむ・・「ふくみ月」、「ふみ月」という二つの説があるようです。

七夕は桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句の一つで、日本へは、中国から奈良時代に伝わった、織女にちなんで星に技芸の上達を祈るという、乞巧奠(きこうでん)という宮中行事でしたが、江戸時代には庶民の行事としてもさかんに行われるようになったと言います。

室町時代には梶の葉に歌をしたためたとありますが、江戸時代になると願い事を書いた短冊や飾りを笹竹に吊るし、水に因み、素麺を食べ、また季節の七種の野菜を必ず揃えて食べるという七夕の日独自の食事風景があったようです。

季節は“夏”に入りました。日本の蒸し暑い夏は、さっぱりした薬味と冷たい「冷奴」が恋しくなります。今月は、「和ら絹」を使い、季節の薬味でちょっとお洒落な「変わり冷奴三種盛り」と「和ら絹のふんわりクリーム」をご紹介します。

生姜、大葉、茗荷、青山椒など日本のハーブといわれる薬味と枝豆、新玉葱茄子など旬の野菜に江戸の調味料“割り醤油”や“煎り酒”を合わせました。夏の盛り、七月という季節にぴったりの“冷奴の盛り合わせ”をお味わい下さい。また、「和ら絹のふんわりクリーム」では、和ら絹でしか出せない繊細な食感をデザートとしてお楽しみいただくお料理です。

どちらも存分にご堪能いただけますよう、どうぞお豆腐を充分に冷やしてお召し上がり下さい。


変わり冷奴三種盛り
和ら絹のふんわりクリーム
季節のレシピ保存版

【2006年6月のレシピ】 絹揚げ豆腐


絹揚げ豆腐のバンバンジー風 水無月、六月。早いもので梅雨月に入りました。「水無月」の由来は、酷暑の日照りで水が枯れてしまうことからという説がありますが、水無の「無」という字には、田圃に水を張る月、「水の月」の「の」に当たる意味があるという説の方がどうも説得力があるようです。

田圃には水が引き込まれ、田植えの準備が整いました。蛙達は水の恵みへの感謝を大声で合唱しています。庭の梅の実も、畑のらっきょうも毎日の成長がはっきりとこの目に映ります。六月は、梅漬け、らっきょう漬け、梅シロップ、桑の実やすももの果実酒漬けが待っています。主婦にとっては年の真中の保存食作りの忙しい月になりそうですね。

絹揚げ豆腐とろろ添え

季節は初夏、店先の食材も目先の変わったものが並び、口にもさっぱりと清涼感のあるものが欲しくなります。今月は、「絹揚げ豆腐」を使い、季節の野菜と合わせたシンプルでさっぱり感のある食べ方のご紹介をしたいと思います。本来「絹揚げ豆腐」は、本わさびを添えるだけで充分に美味しく召し上がれる「揚げ豆腐」ですが、今回は、野菜を加えた食べ方のご提案です。

一品目の「絹揚げ豆腐のバンバンジー風」は、この時期の旬の胡瓜と合わせた一品です。胡瓜のさっぱり感とごまダレの奥深い味わいが、絹揚げ豆腐の上品な味わいを引き立てています。

二品目は、「絹揚げ豆腐のとろろ添え」です。山芋とおぼろ昆布、とんぶりでソースを作り、割りしょうゆでいただくという“和”の食べ方をご紹介します。

山芋・おぼろ昆布・とんぶりが、「絹揚げ豆腐」を引き立て、優しい味わいの、しかもしっかりとした充実感のある一品に仕上っています。初夏の味!「絹揚げ豆腐」料理をどうぞお楽しみください。


絹揚げ豆腐のバンバンジー風
絹揚げ豆腐とろろ添え
薬味考・・・・鰹節(かつおぶし)
季節のレシピ保存版

【2006年5月のレシピ】 青豆豆腐


青豆豆腐のゼリー添え
青豆杏仁豆腐

皐月、五月。若葉の季節となりました。「皐月」(さつき)とは、田植えの季節、「早苗を植える月」から「早苗月」(さなえづき)と称したのを略して「さつき」と名付けられたという由来があります。

山々の樹木は、次々に若葉や花芽を付け、明るい春の光りが若葉のツヤに反射して、きらきらと輝きます。これからしばらくの間、この光景のキャンバスに色が重ねられ春の山の絵が出来あがってゆきます。ちょうど五月の頃の山の景色です。山も生きている、地球も生きていると感じてしまうのは私だけではないでしょう。

今月は、こんな季節にぴったりの豆腐、「青豆豆腐」をご紹介したいと思います。青豆のほんのりとした甘み、大豆の優しい香りをお楽しみいただく為、青豆豆腐そのものの味を存分に味わっていただく為に“シンプルな食べ方”のご紹介です。

一品目の「青豆豆腐ゼリー添え」は、至ってシンプルなひと品。昆布だけでしっかりとったシンプルな出汁を醤油ベースで調味した寒天のゼリーを青豆豆腐に添え、お出しする前菜です。料理が始まる一品目にお出しする料理としてご活用下さい。見た目にも、お口にもさっぱりしたおもてなし料理です。季節の風味を添えてアレンジするのも楽しいですね。

二品目は、青豆豆腐で作る“杏仁豆腐”、「青豆杏仁豆腐」です。牛乳は使わずに、青豆豆腐と豆乳だけで杏仁豆腐を作ります。杏仁豆腐は豆乳や豆腐で作る方が合っているのでは?と思ってしまうようなベストマッチなスィーツになりました。添えるシロップに、季節ごとのフルーツなどを取り入れれば、バリエーションが次々に増えていきますね。新緑、初夏の味!「青豆豆腐」のさっぱりとした爽やかさをお楽しみください。


青豆豆腐のゼリー添え
青豆杏仁豆腐
薬味考・・・・蕨(わらび)
季節のレシピ保存版

【2006年4月のレシピ】 三之助豆腐のそぼろ


お醤油ご飯の豆腐そぼろがけ
お豆腐そぼろの和風ドライカレー
卯月、四月。色鮮やかな花咲く季節となりました。

「卯月」とは、卯の花が盛りになることから名付けられたという由来がありますが、稲種を植える月から「植月(うづき)」、また、十二支の四番目の卯の説もあるようです。

安定した暖かい春の到来です。草木には花が咲き、樹木には若葉がつき始め、小鳥が囀り、虫たちが動き始めます。

今月は、春の菜の花をイメージした料理をご紹介します。三之助の「三之助豆腐」を使ったお洒落な和風レシピ、「お豆腐そぼろ」を使った二品、「お豆腐そぼろの醤油ごはん」と「お豆腐そぼろの和風ドライカレー」をご紹介します。

お豆腐で「お豆腐そぼろ」を作りましょう。「お豆腐そぼろ」を気長に鍋で炒り、酒と塩少々で薄味を付けただけのものです。そのままご飯にかけても美味しく、そぼろの応用料理としていろいろなものに活用が可能です。冷凍もできるので少し時間のある時に多めに作り置きしておくと便利です。

一品目の「お醤油ご飯の豆腐そぼろがけ」。至ってシンプルなこの料理は、シンプルながらなかなか奥深い味わいです。おもてなし料理としても使え、季節の野菜などを添えれば応用の幅が膨らみます。

二品目は、お豆腐そぼろと和風素材を使い簡単ドライカレーを作ります。
どちらの料理もいたってシンプルなだけに素材の味がベースになります。できればお醤油は、原材料が確かな本醸造にこだわりたいもの。カレー粉もどうぞ香りを確かめて風味豊なものをお選び下さい。


お醤油ご飯の豆腐そぼろがけ
お豆腐そぼろの和風ドライカレー
薬味考・・・・葱味噌
季節のレシピ保存版

【2006年3月のレシピ】 きざみ


かりかりきざみのさっぱりお浸し
きざみと水菜の簡単鍋

弥生、三月。草木が盛んに芽吹く季節となりました。

「弥生」とは、もともと「弥生」(いやおい)が変化したもの。「弥」(いや)は、ますますという意。「生」(おい)は、生い茂るという意。つまり、草木がますます生い茂る季節という意味になります。

寒かった長い冬が終わり、いよいよ暖かい春の到来です。陽の光が一層明るく輝きます。

今月は、三之助の「きざみ」を使った簡単レシピ、「かりかりきざみのさっぱりお浸し」と「きざみと水菜の簡単鍋」をご紹介します。「きざみ」とは、刻んだ三之助の油揚げの袋詰め。

どちらのお料理も、凍てついた冬の景色から陽の光がキラキラと輝く春の景色へと移り変わりゆく・・そんな春の始まりをイメージして作った料理です。

「かりかりきざみのさっぱりお浸し」は、早春の青菜、菜花やかき菜にオーブントースターでカリカリに焼いた三之助の“きざみ油揚げ”と大根おろしをのせ、ポン酢でいただくさっぱりしたお浸しです。

もうひと品、「きざみと水菜の簡単鍋」は、きざみと三之助豆腐と水菜のシンプルな汁もの。通常の鍋で作れば何にでも合う簡単豆腐汁。土鍋で作ればおもてなしにも使える簡単お鍋に。

どちらも作り方は至って簡単!とても素朴な料理ですが、いのち溢れる野菜の活力が味わえます。どうぞ素材の味をご賞味下さい。

   

かりかりきざみのさっぱりお浸し
きざみと水菜の簡単鍋
薬味考・・・・岩海苔
季節のレシピ保存版

【2006年2月のレシピ】 大豆


生煎り豆の蜂蜜醤油

暦の上では「立春」・・と春の訪れを示しますが、まだまだ厳しい寒さの二月。そんな激寒の二月、人々は、暖かい春をとても待ち遠しく思うものです。一方、野の草花を観察してみるとこの厳しい寒さの中でも、着実に春を迎える準備を始めているようすです。例えば“たんぽぽ”は、まだまだ寒い気温の中で自らの熱を奪われないように、地面に這いつくばりながら育っています。しかしそんな情況でも鮮やかな黄色い花の蕾はしっかりと着実に膨らませています。“ハコベ”も蕾にたくさんの産毛をつけながら開花の瞬間を待ちわびています。

そう、自然界全ての生き物たちは春を迎える準備を始めているのです。

二色揚げ豆

二月、“節分”とは、本来季節の変わり目という意味です。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日の行事を指しました。そんな中で「立春」が特に重要とされたのは寒い冬が解けて暖かい季節に移行するその喜びが現代とは比べようが無いほど大きなものであったということから、といわれています。節分の“豆まき”の“大豆”を撒くというその起源には、疫病を追いやる為の「鬼打ち」があり、健康(まめ)に暮せるようにとの縁起によるといわれています。

今月は、二月、節分に因み、おとうふの原材料でもある「大豆」で作るシンプルな簡単レシピ「生煎り豆の蜂蜜醤油」と「二色揚げ豆」をご紹介します。

どちらもシンプルな味わいで、おやつやおもてなしにも喜ばれ、更に一工夫して和え物などへと応用が広がります。
“無病息災”“まめな一年”を願って、どうぞ美味しいお豆のおやつをお試し下さい。


 

生煎り豆の蜂蜜醤油
二色揚げ豆
薬味考・・・・・・生姜
季節のレシピ保存版

【2006年1月のレシピ】 丹波黒豆とうふ


丹波黒豆とうふの葛蒸し

一年の初め正月。大昔から、正月にはどこの家でもそれぞれの祖先にあたる年神を迎えて、五穀豊穣を祈る大事な祭りを行ってきました。今日行われている正月行事の多くはその年神の祭りに由来しているといわれています。また、一月を「睦月」(むつき)とも呼びますが、正月は年の始めの祝い事をして、知り合う人々が互いに行き来をして睦まじく過ごす時期という意味があります。

一月は、おせち料理に始まり、七日の七草粥、鏡開きのおしるこ、小正月の小豆粥などの行事食をいただく場面がたくさんありますね。もしも、あなたの身近に地域の食文化をよく知る方がいらしたら、その地域特有の食のお話や子供の頃の食事風景などを聞いてみるとおもしろいかと思います。

伝統的な行事食や古くから伝えられる郷土料理など、その土地に伝わる食文化やその土地でとれる食材の良さ、更に食材にまつわる先人達の教えや知恵などを改めて見直すよい機会となるでしょう。

丹波黒豆とうふのみぞれ椀今月は、丹波黒豆で作った三之助の黒豆とうふ“丹波黒豆”を使い、一年の始まりの月、一月に相応しいシンプルなおとうふ料理「丹波黒豆とうふの葛蒸し」と「丹波黒豆とうふのみぞれ椀」をご紹介します。

調味料は、昆布、塩、醤油、酒、みりん、味噌など、基礎調味料のみを使用しますが、それぞれ嘘のない本物の調味料を使用して下さい。上質な黒豆をたっぷり使用した“丹波黒豆”は、大粒の丹波黒豆が本来持っているほんのりした香りと甘みが特徴です。本物の調味料を使うことで、本来の黒豆とうふの味を壊さずに上手に旨味を引き出させます。

あっさりとした味わいは、おもてなしにも喜ばれ、葛や大根おろしが、冷えた身体をほかほかと身体の芯から温めてくれます。

どうぞ、おとうふを丁寧に扱われ、ご一緒にいただくお相手やご家族を思いながら、じっくりゆっくり時間と手間をかけて、料理をお楽しみ下さい。

 

丹波黒豆とうふの葛蒸し
丹波黒豆とうふのみぞれ椀
薬味考・・・・・・柚子こしょう
季節のレシピ保存版